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fuyu1417

気候変動の課題解決に取り組む学生ワークショップ ② 河本美緒

こんにちは!


今回は環境省×全国の大学生によるプロジェクト「気候変動の課題解決に取り組む学生ワークショップ」(in東京・千葉)についてご紹介します!



北は北海道から南は沖縄まで、全国から50名の大学生・院生が参加し、地域脱炭素・電気・鉄鋼・認証のチームにそれぞれ分かれ、各分野から気候変動についてワークショップ形式で考え、最後に提言発表を行いました。


また、基調講演としては、東京大学の高村ゆかり先生、JFEスチールの手塚宏之先生、サステナブルラベル協会の山口真奈美先生をはじめ、専門家の方々によるご講演を拝聴しました。


また、現地見学では千葉エコ・エネルギー株式会社さま、JFEスチール東日本製鉄所さま、東京電力パワーグリッドさまを見学させていただきました。


それでは以下、河本がワークショップを通して学んだこと・実際の発表内容についてご紹介します!



 


こんにちは!文学部3回生の河本美緒です。今年度のSDGsキャンパスサポーターでは

キャンパスSDGs推進班のリーダーを務めています!


私は今回の3月13日から17日で行われたワークショップで「持続可能なサプライチェーンにおける認証」という課題について研究し、発表を行いました。


皆さん「認証ラベル」というものをご存知でしょうか。


認証ラベルとは、人や地域、社会、環境に配慮した製品であることを証明する国際的なラベルです。別名「サステナブル・ラベル」とも呼ばれており、第三者機関が安全性や品質などに関する基準を設けて審査を行い、合格した商品のみについています。


この説明を聞いて、知ってる!となる人は少ないのではないでしょうか。


実際にこの課題を解決する上で、認知度が低いというのは多く出た意見でした。SDGsを推進するに当たって、私は認証ラベルを広めることは大きな1歩に繋がると考えています。私たちの身近なところにあるもので、さらには「買う」という行為が持続可能な世界に繋がるからです。


今回のプレゼンを作るにあたって私たちは、理想の未来像を考えた上で現状の問題を考え、さらには問題を解決すべく具体的な解決策の提案を行いました。


プレゼンテーションでは、提案内容の新鮮さ、解決策の実施が実現可能であること、社会課題に結びついていること、波及効果があることなどを意識して作りました。「認証」というテーマはとても漠然としていて、なおかつ認知度が低いものなので、どの年齢をターゲットにしてどんな職種で促進していくのかしっかり考えました。私たちの班は、「小売業会で日本の若者に認証商品が売れる世界」というのを理想に掲げました。現状の課題としては、3つあげられます。1つ目に、認証商品を買うことによる利益を私たちが直接的に感じにくいこと。2つ目に日本人に浸透していないこと、3つ目に認証についての教育が行き届いていないことです。


その解決案として、認証商品とゲームとQRコード決済を組み合わせるシステム を提言しました。


このシステムのメリットとしては、ゲームにすることで認証ラベルがより身近なものになること、小売業というのは毎日利用するものなので、コツコツやるという日本人の国民性にあっていること、ゲームにすることによって知識や記憶が定着しやすくなることです。


ゲーム内容としては認証ラベルを買えばあるキャラクターがどんどん育っていくのようなものを想定しました。またここにQRコード決済を組み合わせることによって、お会計をした時点で、買った商品が認証商品だということがわかり、認証ラベルが識別され、そのキャラクターにえさが自動的に与えられる。そしてそのエサを食べることで育っていく。というようなものです。


このようなシステムは今までにない斬新なもので、かつ子供にも興味を持ってもらえるのではないかと考えました。今回のワークショップに参加して、私はさらに環境問題に興味を持ちました。私自身このワークショップに参加するまで「認証ラベル」についての知識はほとんどなく、仕組みもよく分かっていない状態でしたが、認証ラベルがより身近なものになり、私生活でも意識するようになりました。


また、他大学の方と班になって意見を交換することで、自分にはないアイデアを沢山聞くことができとても成長できる機会になったのではないかと思っています。


そして、私たちの班は今回のワークショップで見事 優勝 することができました!!


班のみんなと力を合わせてより良いものを作り上げることができたことがとても嬉しいです。


この経験を活かして、さらにキャンパスサポーターでもSDGsを関学に広めたいと思っています!









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