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環境ワークショップ_岩元建翔

3月9日から13日に行われた環境省主催「海の環境問題に取り組む学生ワークショップ」に参加しました!プログラムの詳細は畑さんの記事をぜひご覧ください。



私が担当したテーマは④「海域の経済的価値」です。

「まだ発見されていない価値をお金に変える」

正直に言うと、最初にテーマを聞いたとき、これは相当難しいと感じました。環境問題を「経済的価値」という切り口で考えるのは、知識としては理解できても、具体的に何をどう提案すればいいのか、入り口が見えにくかったです。

事前学習で学んだブルーカーボンに最初は着目しました。海藻や干潟がCO₂を吸収する仕組みで、可能性は感じた。でも承認の難易度や実現可能性の壁があり、班の議論はいったん行き詰まりました。

そこで視点を変えて、「そもそも自分たちはなぜ海に行くのか」という話になりました。班のメンバーは海に深く関わる学生ばかりで、海洋保全NPOで理事を務める学生、大学院で都市の光が海の生態系に与える影響を研究している学生など、海について本気で向き合っている人たちでした。私自身は、家のベランダから海が見えて、海を眺めることが好きだということを話しました。

釣り、砂浜での遊び、景色……海に行く理由を挙げていくと、一つの共通点が浮かび上がりました。全員が、海に行くと気分がすっきりしているということです。

山には「森林浴」という言葉があり、そこにはすでに経済的価値が生まれています。でも海には、まだそれに相当する経済圏がない。

そこで私たちが注目したのが「ブルーマインド効果」です。水辺にいることでストレスが軽減され、心が穏やかになるという現象です。これを軸に、ブルーマインドを体験・活用するアクティビティを提案する方向へと議論がまとまっていきました。



班での議論以上に印象に残っているのが、集まったメンバーの多様さです。

このワークショップには理系・文系を問わず、学年も出身地も異なる学生が全国各地から集まります。海洋保全NPOで理事を務める学生や、都市の光が海の生態系に与える影響を研究する大学院生など、それぞれが自分の専門や関心を持ち寄っていました。

そうした学生たちと最終発表に向けて準備を進める中で、夜中まで談話室で議論を続けるチームもあり、熱気を肌で感じました。話し合いだけでなく、専門家への質疑応答やフィールドワークを通じて現場で学ぶ機会もあり、多面的な学びの場でもありました。

異なる専門知識や視点がぶつかり合うからこそ、一人では気づけなかった発想が生まれる。それがこのワークショップの最大の価値だったと感じています。



今回のワークショップを通じて、社会問題に取り組む上で欠かせないことを学びました。それは対話の重要性です。課題を解決しようとすれば、必ず異なる立場や専門を持つステークホルダーと向き合うことになる。今回のような多様なメンバーとの議論は、その力を養う貴重な場でした。

「行動したい」と思っていても、実際に一歩踏み出す機会はなかなかありません。こうしたプログラムへの参加も、立派な行動の一つだと感じています。この記事を読んで少しでも興味を持った方は、ぜひ何か一つ行動に移してみてください。それがどんな小さなことであっても、動き出すことに意味があると思っています。


 
 
 

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